2005年09月01日

8月29-30日専門家会議開催!コメントはこちらへ。

8月29日、30日の2日間にわたり、米国からゲストを交えた専門家会議が開催されました。
実に内容も濃く、今後の専門委員会の方向性にも大きな示唆があったように思います。
ポイントとしては、

*果たして、誰のための評価なのか。評価は必要なのか。
*REDFのSROIの手法は万能ではない。イーエルダーの事例でも混乱が生じた。日本でどのような評価を行うべきか。
*新たな資金の流れを作るために評価システムを作る

というところでしょうか。

そこで、参加された皆様にコメント等を頂戴したく思います。宜しくお願い致します。

posted by ソーシャル・インパクト at 11:31| Comment(5) | TrackBack(0) | 専門委員会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
一連の会議に参加できて、とてもよかったです。ありがとうございました。

さて、連日の熱気が霞が関にも伝わったのか、私の行動計画その1の、「金銭的なリターンを目的としない投資(ファンド等への出資)について、投資サービス法などにおいて画一的な規制の対象外とする」ということについては、話がかみあいそうです。

金銭的な配当や残余財産の分配を想定しないものについては、余計な規制や監督の対象とはならないという方向にいくと思います。剰余金が出れば、全額を再投資するあるいは寄付する、残余財産があれば寄付すると定めておけば、これはさすがに異なる取扱い、と思います。

次に、SVPなどで、うまくいったときに配当等を行うこともあるとする場合。これについては、アプローチはいくつか。

出資者全員が(運用を委託するのではなく)事業の運営に関与しているとすること。この場合は、ガバナンスがしっかりできているとの観点から、異なる取扱いとする、と。SVPの場合、お金の拠出だけでの関わりではないとするものですので、定款でお金の拠出以外の恒常的な関わりをもつとすることを(やや誇張でも)書き込めばどうだ、と。

あるいは、ディスクロを現在の証取法では一律のスタンダードとなっている公衆縦覧ではないタイプの、手間やコストのよりかからないやり方とすること。投資しているあるいは投資しようとする人に相対で開示していく、とか。

アメリカでは、例えば、SVPには、どのようなディスクロや会計監査が求められているのでしょうか。それは、一般的な投資商品とは異なる取扱いとなっていると思いますが。帰国の際に何かわかれば教えてください。

政策課題でいうと、もう一つは、税制ですね。

増税方向で進む中で、個々人の社会的負担についての選択・意思を反映する部分をもっとつくってもいいではないか、という意見がどこまで通るかだと思います。
Posted by 坂本 at 2005年09月01日 11:42
コメント第二弾です。
フォーラム、専門家会議と3日間参加しました。とても刺激的な内容でした。こんな会だったら何回でも聞いたい。参加して思ったことは↓の私のグログに書き始めてます。
http://yymachida.ameblo.jp/

このイベントは、国際交流基金の助成(ゲストスピーカーの渡航費とホテル代など滞在費)、東京アメリカンセンターの共催(専門家会議の開催要員と場所の提供、昼食代?)、東京財団の後援(フォーラムの会議場提供)と、いろんな所の支援でできたことです。

私の直感では、支援してくれた何倍もの投資効果が、それぞれの所にあった、リターンの多かったイベントだと思いました。しかし、そのことを、交流基金、アメリカンセンター、東京財団にどう伝えたらいいのか、これが社会起業評価の問題ですね。
フォーラムには、200数十人がきた、専門家会議には30数名が参加した、は数字ですが、熱気とか、熱心な討論こそほんとの成果だったのですが、CACは、それをどう支援者に伝えるのか、難しいですね。
ほんとは、交流基金、アメリカンセンター、東京財団からも、本音をききたいところです。

さて、今日、生産性本部から電話がありました。12月1日、生産性運動50周年記念生産性シンポジュームをやるので出て下さいという依頼でした。
知りませんでしたが、生産性本部、今年の春、21世紀の生産性は、知力、民力、環境力の三つで、これを上げるという報告書を発表してます。生産性本部の役割がかわったことなど知りませんでした。
これに沿ったシンポジュームですが、私は、民力=社会生産性担当で、一言いいに行きます。
この会、企業、労組、官庁など、オールドパワーが参加しますが、21世紀は社会起業家の世紀だとやってきます。

今度のイベントは、社会起業家が好きだ、関心がある人の内輪の会でしたが、対岸に渡り、伝道をしてきます。
Posted by 町田 at 2005年09月05日 13:31
専門家会議の2日間に参加しました。

示唆に富む数多くの論点が提供されたと思います。
特に、日本では、社会起業家について、まずは評価よりもストーリーづくりの方が大事なのではないかと個人的には思いました。専門家会議の中でもコメントされた通り、例えば、企業とNPOあるいは 社会起業家の協働プロジェクト案を企業側に提示する際に、確かな評価指標が欲しいといわれる要求はあるのだとは思います。が、そもそも収益が赤字でも社会的インパクトが大きければよいという判断は現実的ではなく、市場にのっとった経済効果があってこそであるとすれば、まずはその試算を示すことで納得してもらえないのかなと。社会的なインパクトに関しては、やはりそう短期的に現れるものでもないですし、実際、「数値化したもの」がどれほど求められるのだろうかとちょっと考えてしまいました。この辺りは、企業側、特に投資家の方々にもっと教えていただければと思っています。REDFのSROIのツールは画期的ですし、同時に、決して完成された絶対指標ではないことはシンシア自身も指摘していた通りです。十分採算がとれるうえに、こんなこともできるのですよという付加価値は、むしろ数字で測れない部分ではないのだろうかと感じます。本来、そういうカンとか人の魅力といった要素で動く部分があるからこそ、面白いビジネスも生まれるのではないかと。「この人に賭けてみよう」といった「評価」が原動力になったいろいろなストーリーやケースが数多くある。そういう状況をつくることがまず社会起業家の活躍の舞台となる地域もしくは社会全体を元気づけることになる気がします。そういう意味で、learning processとしての「評価」が定着することは大切ですが、現状が成熟しないうちにあまり「評価」ありきという条件にこだわりすぎるのは、潜在的な芽を押さえ込むことにもなりかねないだろうと、少々危惧を覚えました。

それから、今後日本でのフェロー選出に積極的に乗り出すアショカ財団ですが、個人的には、今までに失敗した投資例とか、つっこんで話を聴けたら面白いだろうなあと思いました。アショカ財団が一成功モデルであるベンチャーフィランソロピーですが、伝統的フィランソロピーからすると批判も少なからずあるわけですので。もちろん、失敗を云々いうためではなく、21世紀の助成のあり方を考えるためです。とはいえ、どのセクターも同様、失敗の話を明かしてもらうのはそうそう簡単にはいかないかもしれませんね(笑)。またの機会を、引き続きつくっていけたらよいと考えています。

最後になりましたが、助成いただいた各団体と担当者の皆様に御礼申し上げます。
Posted by 小林香織 at 2005年09月06日 16:59
各方面の方たちが参加されていたので、2日間の内容も多義に渡り、いい勉強の機会になりました。

実務に携わっている立場としては、REDFの測定を自分の団体に当てはめてみたらどういう結果が出るか、コンサルティングに明るい方と一緒にやれたらさらに学びが深かったかもしれません。

ソーシャルリーターンに関する測定は、社会事業に世の中のお金がまわっていくためにも必要なツールと考えます。「測定」という行為がファンドレイズ(社会とのコミュニケーション)のために必要であるという前提で、今後は事業を行っている団体が実際に使える測定基準をプロの方たちで作っていかれることを期待しています。

個人的な状況からいうなら、今は、昨年12月にたちあげたFunnybeeという会社を一日も早く軌道に乗せることが最大の課題で、寿の将来像を共有し、ともに事業に携わっていただける「お金」のプロを求めています。

この2日間、それぞれの立場から、情熱をもって「民」の経済活動が活発になるために活躍されている多彩な方たちとお目にかかれたことが何よりの喜びでした。
今後日本が「大きな政府」から「小さな政府」に移行していくとしたら、社会性を伴う「民」の経済活動の足腰を鍛えていくことは不可欠であると考えます。

服部さん、参加させていただきありがとうございました!実行委員会のみなさま、お疲れさまでした!
Posted by 谷津倉智子 at 2005年09月07日 12:23
押し後残します
Posted by 人妻 at 2008年01月26日 16:12
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